台風など大雨に長年耐えてきた家の屋根は、今はまだ大丈夫でもいつか雨漏りしてしまうかもしれません。家の築年数が長くなればなるほど雨漏りする危険性は増してきますし、いつでも対策を取れるようにすることが一番の得策と言えるでしょう。ではもし雨漏りが起こってしまったら、どうすれば良いのでしょうか。もちろんすぐに専門の雨漏りの修理業者に連絡すると思いますが、業者もすぐに駆けつけてくれると言っても数分では流石に来られないものです。
その間の雨を凌いでゆくために重要になってくるのが応急処置なのです。では、雨漏りの修理を行う前に応急処置をするわけですが、ここでしておくべきことがあります。それは、雨漏りをしている箇所を特定することです。これは応急処置を行うことにも必要なものですし、雨漏りの修理を行うときにも役立てることができます。
箇所が特定できたとして、もしその原因となるところが大きかったら、家の内側からいくら対策を行ってもどうしようもありません。そういったときに行える手として、屋根全体をブルーシートで覆ってしまうという方法があります。この方法は雨漏りの原因を見つけられなかった時にも有効ですが、屋根に登ることになりますので非常に危険ですので行わないことをおすすめします。雨漏りの原因が小さく、内側からなんとかできそうな大きさでしたら、まずはバケツなどを置き、水気をよく拭きとってから防水テープなどで補修するという方法もあります。
こうした応急処置を適切に行えば天井のシミなども最小限に抑えられ、雨漏りの修理の際も円滑に行うことが可能になるのです。